和歌山県の交通事故による事故件数の推移は平成18年の事故件数は8,103件・死者数は69名、平成19年は件数7,785件・死者数56名、平成20年は件数7,270件・死者数63名、平成21年は件数7,204件・死者数51名、平成22年は件数6,903件・死者数52名、平成23年は件数5,942件・死者数54名、平成24年は5,410件・死者数50名、平成25年は件数4,752件・死者数47名、平成26年は4,115件・死者数39名、平成27年は件数3,498件・死者数48名でした。
和歌山県の交通事故の発生件数は平成14年以降14年連続で減少しています。死者数は平成27年は前年に比べて9人増えています。
平成27年の交通事故による高齢者の死者数は全死者の約67%となっています。
和歌山県は交通安全への取組みとして平成32年までに年間の事故死者数を32名以下、死傷者を4000人以下にすることをあげています。
そのために、高齢者及び子供の安全確保、歩行者及び自転車の安全確保、生活道路の安全確保が交通事故の被害を減らすために重点的に対応していきます。
また、交通事故が起きにくい環境とするために、交通実態に即したきめ細やかな対策、地域ぐるみの交通安全対策の推進、運転者の不注意による事故や、高齢運転者の身体機能などの低下による事故への対策として先端技術の活用を推進して救助、救急を速やかに行えるようなシステムの導入推進を図っています。