奈良県の交通事故のこの10年間の事故件数の推移は、平成18年発生事故件数47,680件・負傷者数9,340人・死傷者数66人、平成19年はそれぞれ、45,780件・9,680人・60人、平成20年は43,276件・8,801人・48人、平成21年は43,932件・9,034人・52人、平成22年は45,915件・8,406人・45人、平成23年は45,118件・7,920人・47人、平成24年は44,929件・7,093人・49人、平成25年は45,260件・6,593人・42人、平成26年は44,202件・7,474人・45人、平成27年は事故件数43,891件・負傷者数6,496人・死者数46人となりました。
平成27年は負傷者数が前年に比べて978人減少しています。
死亡事故のうち、高齢者の死者数が全体の約半分を占めています。
奈良県の交通事故の発生状況は交通事故による死者数は減少傾向にありますが、事故件数や負傷者数は30年前の2倍近いのです。
奈良県では県民みんなで交通安全への取組みとして客観的データによる事故危険箇所の「見える化」、県民とのことコミュニケーションによる課題の「見える化」、「選択と集中」による対策の実施、効率的・効果的な事故対策の推進、技術力向上に向けた取り組みの実施、フォローアップによるP(プラン策定)後は、D(対策実施)、C(効果検証)、A(改善)の実施などで具体的な交通安全対策プランに取り組んでいます。