山梨県の交通事故に関しては、8月17日現在の事故件数として平成28年では2,542件、平成27年においては2,847件と、305件の減少となっています。
件数の推移においては、通年で見た場合に平成17年の7,265件をピークとして毎年減少をしており、平成26年では4,514件まで減少をしています。
山梨県の交通安全への取組みとしては、大きく、季節の交通安全運動、通年の交通安全運動を中心として行っています。
まず、季節の交通運動では、新入学児童・園児を交通事故から守る運動、春・秋の全国交通安全運動、春の連休時における交通安全運動、夏の交通事故防止県民運動、年末の交通事故防止県民運動が行われています。
通年の交通安全運動としては、全席シートベルト・チャイルドシートの着用徹底運動、山梨県飲酒絶滅運動、交通安全一市町村一運動、高齢者の交通事故防止運動があります。
季節の交通安全運動の期間に関しては、それぞれの内容によっても異なりますが、全席シートベルト・チャイルドシート着用推進の日は月1回設けられており、14日に行われています。
通年にわたって行われている運動では、山梨県独自の内容もあり、交通安全一市町村一運動では地域に根差した自発的な交通安全運動が展開されています。
また、山梨県では全国平均を上回る高齢化が進んでいるために死亡交通事故に占める高齢者の割合が高く、そのために、高齢者の交通事故防止運動にも力が注がれています。