岐阜県における交通事故は、平成28年7月末現在の数字としては、人身件数で3,744件となっており、前年同月時期と比べて532件の減少となっています。
件数の推移としては、過去3年を比べた場合、平成25年においては人身件数9,332件、平成26年では8,250件、平成27年においては7,400件と、毎年減少を辿っています。
事故件数から見た死者数に関しては、平成25年では125人、平成26年では93人、平成27年では106人となっており、近年最も高い数字となる平成19年の164人から比べて、大幅な減少数となっています。
岐阜県の交通安全への取組みとしては、平成28年度のおける推進要領が発表されており、1年間にわたって、高齢者の交通事故防止、子どもの交通事故防止、飲酒運転の根絶、自転車の安全利用の推進、全ての座席のシートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底、夜間や薄暮時における事故防止を重点として活動が行われます。
活動は、設けられた各安全運動を中心として行われますが、まず、四季の活動として、春・秋の全国交通安全運動、夏の交通安全県民運動、年末の交通安全県民運動があります。
月間に設けられた活動としては、5月の自転車の安全利用推進月間、6月・10月のシートベルト・チャイルドシート着用強調月間、9月21日~12月31日までのトワイライトキャンペーンがあります。
日を定めて行われる活動としては、それぞれの月に1日ずつ設けられた県民交通安全の日、4月10日と9月30日に設けられた交通事故死ゼロを目指す日があり、全ての活動は、岐阜県交通安全対策協議会が中心となって執り行われます。