愛媛県の交通事故件数を過去5年まで遡ってみました。
各年とも上半期での集計となってます。
事故件数 死者数 負傷者数
平成28年 2162件 33人 2569人
平成27年 2603件 38人 3046人
平成26年 2857件 34人 3402人
平成25年 3190件 33人 3718人
平成24年 3480件 32人 4125人
平成23年 3840件 46人 4578人
上記の交通事故発生件数の推移をみてみると、平成23年が件数・死者数・負傷者数すべてにおいて最も多い年となっており、それ以降は減少傾向に進んでおり今年度(平成28年)と比較すると事故件数は-43.7%、死者数は-28.3%、負傷者数は-43.9%という結果になってます。
この件数減少に貢献したのは愛媛県交通安全協会の交通安全への取組みであるさまざまなキャンペーン活動の成果であることがうかがえます。
しかしながら、まだまだ死者数が30人を超えてるのも事実であり、今年度の事故の状況を調べてみるとシートベルトの未着用(死者数のうちシートベルトの未着用は2名、そのうち1名はシートベルトをしてれば助かった可能性がある)、
自転車事故ではヘルメットの未着用(頭部の損傷が激しく、ヘルメットを着用してれば命は助かった可能性がある)
、歩行者においては夜間の横断歩道を歩行中に事故に遭遇したケースが多く、反射材を見に着けていれば運転手が歩行者を認識して交通事故を未然に防ぐことができた可能性があります。