北海道における交通事故、安全に関する情報に関しては、主に北海道警察が公表をしていますが、札幌においては、札幌市によっても発表が行われています。
件数の推移としては、7月末までのものとして、平成27年においては事故件数2,844件、死者数13人、傷者数3,297人となっています。
平成28年においては事故件数2,995件、死者数16人、傷者数3,523人となっており、それぞれ、151件、3人、226人の増加となっています。
7月単体で見た場合には、平成27年では事故件数431件、死者数3人、傷者数474人、平成28年では事故件数392件、死者数3人、諸者数444人となっています。
札幌における交通安全への取組みに関しては、札幌市交通安全運動推進委員会によって、その活動が行われています。
主な活動としては、まず、交通安全市民総ぐるみ運動の展開があります。
運動は、季節ごとに推進項目を定めて年4回の運動期間に行われており、ここでは、交通安全母の会、交通安全指導委員等、市民が参加をすることで、チラシや夜光反射材の配布、幹線道路での旗振り等の啓発活動が行われています。
2つめとしては交通安全教室の開催があります。幼児や児童、高齢者を中心として、正しい交通ルールを身に着けるとともに、交通事故に遭わないように教室が開催されています。
3つ目としては光津安全啓発の一環として、交通安全だよりの発行等による広報活動があり、交通安全広報車による交通安全の呼びかけ、ポスターやチラシによる活動を行っています。