石川県の交通事故は、平成27年においては3,791件となっており、平成26年の4,074件と比べて283件の減少をしています。
28年の事故件数としては、8月現在で2,144件なっており、ここでも平成27年の同時期と比べて181件の減少となっています。
件数の推移としては、平成16年の8,307件から毎年減少をしていますが、死者数は平成24年の44人から平成25年では61人と増加をしており、平成27年では46人となっています。
交通安全への取組みに関しては、石川県では実施要綱として発表をしており、ここでは、大きく3つの内容が設けてあります。
まず、年間を通じて行う運動があり、交通マナーアップ運動や、高齢者と子供の交通事故防止運動、反射材用品等の活用促進運動、自転車の安全利用運動、シートベルト・チャイルドシートの正しい着用運動、飲酒運転根絶運動、暴走族及び無謀運転追放運動が行われています。
2つ目としては、期間を定めて行う運動があります。
全国統一となる春・秋の全国交通安全運動や、北陸三県統一となる夏の交通安全県民運動や年末の交通安全県民運動があり、県独自としては歩行者事故防止運動が行われています。
取組みでは、期日を定めて実施される運動もあります。
ここでの内容としては、内閣府が決定をする交通事故ゼロを目指す日があり、他に、交通安全日があります。
交通安全日では、毎月1日と15日に行われており、街頭指導、高齢者の事故防止活動、各種メディアを活用した広報啓発活動が行われています。