関東の弁護士

交通事故 弁護士 群馬

車社会の群馬県は、自動車検査登録情報協会の統計によると、昨年平成27年の自動車保有台数は全国1位でした。

全国の自動車保有台数は6,052万台、人口100人当たり47.62台を保有していることになりますが、群馬県は100人当たり68.39台を保有しています。

公共交通機関が発達しておらず、通勤に車を利用することが多くなっていることが要因と考えられます。
それだけ、交通事故の発生件数も多く、昨年平成27年の人身事故件数は15,229件にのぼります。平成26年は人身事故件数23,910件で、これは過去最悪です。
事故発生件数の推移ですが、平成20年から減少傾向にあり、交通事故による死者数も平成22年、23年には減少しましたが、平成24年からまた増加しています。

平成27年の交通事故死亡者数は、前年より1人多い68人でした。
事故原因のほとんどは、安全不確認、わき見運転、一時不停止で全体の交通事故の80%を占めています。
群馬県では交通安全への取組みとして、群馬県交通安全条例により毎月1日を県民交通安全日と定めました。

この他、群馬県交通対策協議会では毎月15日を自転車マナーアップデー、毎月25日を高齢者交通安全日と定めています。
高齢者、子供、自転車の事故防止、飲酒運転の根絶、出会い頭事故・追突事故の防止、夕暮れ時と夜間の交通事故防止、後部座席を含めた全てのシートベルトとチャイルドシートの正しい着用を徹底することに重点を置いて、事故防止を呼びかけています。

 

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