鹿児島県での交通事故の事故件数の推移はこの10年では、平成18年は交通事故による事故件数は11,451件・死者数は110名、平成19年は11,527件・死者数96名、平成20年は10,943件・死者数88名、平成21年は10,985件・死者数101名、平成22年は10,531件・死者数94名、平成23年は10,062件・死者数78名、平成24年は9,553件・死者数87名、平成25年は9,207件・死者数91名、平成26年は8,425件・死者数94名、平成27年は8,034件・死者数77名となっています。
鹿児島県では交通事故件数を減らしていくことを県民の全てで「県民の総力をあげて交通事故をなくす県民運動」に取組んでいます。
スローガンは「ルールとマナーみんなで守ろう鹿児島路(かごしまじ)」となっています。
その運動の中でも最重点としているのが高齢者の交通事故防止です。
平成27年の交通事故による死者数77名のうち高齢者は52人となっており、平成15年以降13年連続で交通事故による死者数の過半数が高齢者となっています。
高齢者の事故防止のために2つの運動が交通安全への取組みとなっています。
1つは「つけてますか?運動」で、夜行反射材をつけてますか?夕暮れ時は早めのライトをつけてますか?高齢者運転マークをつけてますか?といった内容で、
もう1つは「プラス1運動」でもう一度左の確認をプラス1、夜行反射材をプラス1、明るい服装をプラス1という内容になっています。