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交通事故 弁護士 鳥取

鳥取県における交通事故は、毎年減少傾向にあります。

過去10年における件数の推移は、平成18年における事故件数2,878件をピークとして減少を続け、平成26年1,168件、平成27年では1,053件となっています。

反面、死者数においては平成22年の42名をピークに減少はしてきたものの、平成25年の25名から平成26年の34名、平成27では38名と増加をしています。
鳥取県が行っている交通安全への取組みとしては、大きく、年間を通じて実施をする運動、期間を定めて実施する運動、期間を定めて実施する運動、交通安全日、交通死亡事故多発時の緊急対策の5つがあります。

行われる期間はそれぞれの運動によって異なっており、中心となるものとしては、年間を通じて行われる、安心とっとり交通安全県民運動があります。

運動は、鳥取県交通対策協議会が中心となって開催され、ここでの期間は4月1日から翌年3月1日までの1年間と定められています。

平成28年においては、重点事項として、高齢者と子供の交通事故防止、夕暮れ時や早朝、夜間の交通事故防止、チャイルドシートの使用と全ての座席のシートベルトの着用の徹底、自転車の安全利用の推進、飲酒運転の根絶の、5項目が掲げられています。
鳥取県では、交通安全に関し、新たな取組みとして生活道路の交通安全対策の話合いの場が設けられています。

会議は「平成27年度鳥取県道路交通環境安全推進連絡会議および鳥取県交通安全アドバイザー会議」と命名され、ここでは、県内の各道路管理者、警察と連携をすることで、様々な面からの交通事故防止のための安全対策が話し合われています。